劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~
あっあっ。劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~をみました。
特に論旨などありません。
でも吹奏楽って、数学みたいだなとおもいました。
積み重ねが、結実する。
まず、ささきが吹奏楽を始めたのは小学校四年生のことでした。
ささきには兄がいて、これがめっぽうラッパがうまいと評判で、ささきの誇り、かっこいい、すてきなお兄さんでした。ささきも、そういうかっこいいのになりたいと願いました。
ささきが吹奏楽を始めた理由はこんなものです。
ユーフォ好きのひとなら、わかると思います。
ささきが中途入部? すると、これもユーフォ好きなら自明なのですが、低音しか余っていません。
ですのでささきは、ジュニア用チューバ(ユーフォとチューバの中間くらいのおおきさのチューバ)をいただきました。
ささきはめきめきと頭角を表しました。
チューニングの時は、ユーフォのパーリーよりも長く吹けました。
これが全ての始まりでした。
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ささきには、久石奏のやり方がすごくわかります。
自分のやり方を決めて、これまで一所懸命やってきました。
そういうのは、自分の生きがいで、やりがいです。
誰にも否定してほしくないし、誰だってこれを否定する資格なんてありません。
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黄前久美子は、まず否定をしません。
とりたてて肯定もしません。
頑固なのです。
お父さんに似ているのかもしれません。
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それとは別に、その時のユーフォは吹奏楽部の実権をにぎっていたのです。
まづどえらいパーリーがいて、取り巻きが4人くらいいる。おなじみのあれ。
ユーフォ女子に虐げられるチューバ男子先輩は、ひとことで言って『あわれ』でした。